土曜はロケの帰りに箱根で一泊。Cafe GIULIA主催のライブを楽しむ。
実はワタクシ、鈴木トオルさんも、さくまひろこさんも知らなかった。Cafe GIULIAのオーナーから連絡があって「箱根でライブやるよ。たぶん気に入ってくれる音楽だと思うよ」「あ、じゃ行きます」って感じの軽いノリで誘われるがままに箱根ガーデンホテルに向かう。
Alfa Romeo 159 sportwagon Ti の撮影を慌てて終わらせ18時すこし前にホテルに到着。18時からディナーだったけど、ブッフェスタイルということだったので、先ずはお風呂へ。温泉なんて久し振り。とてもいい湯だった。サウナでダクダクに汗を流し、一気にディナーへ。
・・・・・と思ったら、食事はかなりチープ。これがホテルの食事?ディナーというより朝食?って感じだった。お稲荷さんとかソーセージとか・・・まぁ食事は今日の主役ではないので我慢する。
食事を終え、会場に移りいよいよライブ開始。先ずはさくまひろこさん。ピアノの弾き語り。ファニーでアンニュイな歌声。澄み渡る歌声の中に芯がピンと入ったバラードを淡々と聴かせてくれる。ビールを飲みながら目を瞑って聴いていると、あぁ音楽っていいなぁとしんみり思う。
続いて登場は鈴木トオルさん。いきなりアカペラで一曲。演奏も無くアカペラで歌っちゃうなんて、自分のようなド音痴からすると尊敬、いや畏敬の念で見てしまう。二曲目はアコギを持って、なんとなくレッドゼッペリンを想像するかなりロック調な曲。前半はハードに後半はバラードに、そして最後の曲が。恥ずかしながら最後の曲を聴いてようやく誰だか分かった。
その曲とはLOOKの『 シャイニン・オン 君が哀しい』。いつ頃の曲だっけ?・・・25年くらい前??懐かしなぁと思いながら、かすれたハイトーンボーカルに胸が熱くなる。無性に自分もギターが弾きたくなるが、我慢して缶ビールを次ぎ次と空けていく。あぁ、早くバンドやりてぇ〜
どれくらいの演奏時間だっただろう、気がつけばもう最後の曲。最後はさくまひろこさんが再び登場してデュエットで一曲。
ライブハウスやコンサートホールではなく、山の中にあるホテルで特設会場を作って、風呂上がりにライブを聴くというのは、とても新鮮で楽しい催しだった。客もノリノリというよりクラシックのコンサートのように背筋をピンと伸ばして微動だもせず聞き入ってる姿が印象的だった。
自分の好きなアーティストを観に行くのはもちろん、まったく予備知識が無く初遭遇ともいえるライブの見方もスリリングで楽しい。
演奏終了後は漫画家の西風さんの部屋で顔見知りのアルフィスタが集まり小宴会(と言っても朝の4時くらいまで飲んでたんだけど)。さくまひろこさんも途中で顔出ししてくれて(帰り道クルマで迷子になってホテルに戻って来たらしい)、あっという間のパーティーライブだった。またこういった企画があったらぜひ観に来たいな。
さぁ、我々のバンドもワールドツアー目指して頑張らなくては。
3 Comments
>ちゃこちゃん
貴重な体験でした。またこういったライブがあれば観に行きたいです。
>ひろちゃん
ピンときちゃいましたか(笑)
私は歌を聴くまで誰だか分かりませんでした・・・はは。
鈴木トオルでピンときちゃった♪
とても懐かしい~。
そういう場所での演奏が聴けるのは素敵ですね♪