1933年製ニッケルエルマー。無限もシャープにピントが決まる。ちょっと空の色が濃過ぎるけど、まあそれはよしとしよう。サッシのラインも滲みもなく実に優秀。
あと夜を撮ってなかったのでCOCOAの散歩の途中で撮ってみる。
相変わらずいつも文句も言わずモデルになってくれる包帯君。開放F3.5でも包帯の目地までしっかり映し出してくれる。
かなり暗くてもへっちゃら。レンズが小さくて軽いから、1/8秒でも手ぶれの心配がほとんどいらない。背景のボケも自分好み。
途中でJaguarのボンネットの曲線を。これはもっと絞った方がよかったね。ちょっと失敗。
だからどうしたって絵だけど、ボケ具合を確かめるために事務所の中でマイヘルメットを撮影。まぁ、これくらいボケてくれれば汚い事務所も気にならない?
COCOAに寄れるのはこれが精一杯。このレンズに限らずライカのレンズ全般なんだけど、焦点距離が1mというのは、やはりちょっと遠い。せめて70cmまで寄れたら言う事はないレンズなんだけど。
とはいえ、朝も昼も夜もビックリするほどよく撮れる。今どきのレンズのようにカリカリした色にもならないし、かといってコントラストが浅くなるわけでもない。とてもとても気に入ってしまった。
2 Comments
>yymoon さん
前オーナーはかなりのこだわりのライカ通だったらしく、レンズのコンディションは極上でした。とても気に入ってるレンズです。
こんばんは。
ニッケルエルマー、色乗りがライカらしくて良いですね。古めかしい色にもなっていませんね。
DⅡとセットでニッケルエルマーはずっと狙っていたレンズでしたが、デジタルに傾き、DⅡとともに諦めました。戦後のクロームエルマーは持っていますが、M8.2を処分してしまったので、試せません。