オフィスHiFi化が済んで約10日目。アンプ、スピーカー共にエージングが順調のようで中低音に締まりが出てきて実にいい感じ。Cambridge Azur 650A の取り説を見るとエージングに200〜300時間要すると書かれているので、ちょうど今が200時間を越えた辺りで、これからがさらに美味しいところ。
ところがなんかスピーカーからビビリ音が聞こえる。特にJAZZのピアノのアタック音や、オーケストラの盛り上がりがピークに達したところや、ロックのバラードで音が割れる。う〜ん、なんでだ?
スピーカーケーブルをチェックするが問題無さそうだし、もしかしてSlver RX8が不良品???
動揺しながら配線やシステムをもう一度見直す。うちの構成はMac ProのデジタルデータをiTunes経由で光ケーブルでDac Magicに送り、アンバランスケーブルでプリメインアンプに送って鳴らしてるだけ。いたってシンプルな構成。途中でなにか問題があるとは思えない。
スピーカーを今まで使っていたAVスピーカーに繋ぎ直してみる。やっぱりビビリ音が聞こえる。ということはスピーカーは問題なし。えっ?じゃプリメインアンプ??
MP3端子があるのでiPhoneを繋いで再生したらビビリ音は聞こえない。ということはアンプも大丈夫。えっ?!じゃDAコンバーターが問題??展示品だったからか?・・・・
使ってなかったCDデッキの光出力をDACに繋いで再生してみるとビビリ音がしない。う〜ん、ということはMac側の問題?Macにヘッドフォンを直で繋いで聴いてみるとやはり歪んでいる。う=んMacの問題か・・・。
ということは取り込んだ音源か?? 再度取り込んでみるが変化無し。ロスレスで取り込んでも変化無し。う〜ん、ではノン圧縮でAIFFでやってみるがダメ。う〜ん、わからん・・・・と悩んでいて、ではQuickTimeで再生したらどうなる?と確かめてみると歪まない。問題なしだ。う〜っむ、ということはiTunesの問題か!
一度iTunes関係のファイルを全て捨てて再インストールするがダメ・・。う〜ん、わからん。
で、ネットで調べてみるとiTunesが10.5になったあたりから同様の症状になった人がいるようだ。考えてみたら自分も先週にiTunesがデータやプレイリストを読み込まなくなって再インストールしてからおかしくなった気がする。
色々と調べると同じMacProでも2008年以前のもので多く発生してる様子。出力側(iTunes)の出力レベルにビデオカードが追いついていないのか??。試しにオプションで設定できる音量を下げたらビビリ音は無くなった。新しいiTunesのピークレベルに旧Macが追いついてない???
とりあえず出力レベルを下げれば歪まないことが判明したので、全曲選択して-60%に。う〜ん、ここまで辿りつくのに2日も掛かってしまった・・・。取り込む度にレベル設定を変えるのは面倒なので、次のヴァージョンアップで治ってくれればいいのだけど。。。
ということで音が割れる犯人は iTunes 10.5だったというお話でした。あなたのMacは大丈夫?
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