ライカM9に合うエレクトロニックフラッシュを探していた。ライカにフラッシュはいらんでしょ、はごもっともなのだけど、やはりあった方がなにかと便利。日中シンクロだって撮れるし。
で、行き着いたのがOLYMPUSの『FL-300R』
ライカ純正は「デカい・重い・高い」でダメ。軽くて小さくてバウンスができるモノで探したらこれしかなかった。そもそもOLYMPUS党なのでライカで使わない時はOLYMPUSのワイヤレスシステムの一員として活躍してくれる。というか普段はOLYMPUSで使って、たまにライカで使う感じが正解か。
ガイドナンバーはISO100で20とロースペックだけど、必要にして十二分。ボディーの色も完璧。デザインもいい。ロゴが入ってなかったら純正と見間違うのでは。しいて言えばOLYMPUSの文字が目立ち過ぎ。シルク印刷かな?なにかで消せるといいのだけど。
で、さっそく撮ってみる。
当然TTLには対応してなく常時フル発光。M9のストロボ同調速度は1/180秒と遅いので明るすぎるかと思ったが、GN20なのでISOと絞りの調整で普通に使うことができた。(さすがに至近距離開放は難しいが)
DR SUMMICRONのマクロでは被写界深度が浅過ぎるのでF16までもって行ってISO800で撮影。ノートリミング、でもこれ以上は寄れない。
パラソルにバウンスさせただけで他のディフューザーやレフ版は一切使ってない。M9でブツ撮りすることは無いと思うけど、1灯で室内でここまで撮れればOKでしょ。
60度まで上を向く。できれば80度くらいまで上がれば完璧なのだけど。
前は30度まで。でもライカじゃここまで寄ることは不可能なので使うことは無いかな。
使わない時はこんな感じに。
リーゼントのヤンキー?タイムボカンに出てきそうなキャラクター顔。
ということで大正解な買い物であった。シルバーボディーのM9にFL-300Rは(見た目は)一押し!特にOLYMPUSと併用してる方にはお勧めだよ。
追記
※注意:FL-300R側で発光量をマニュアル操作することはできません。常にフル発光になります。露出計算ができる方のみお勧めします。
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これ、良いですね!