2/2の土曜日、写真部『fotocolore』の仲間と横浜で開催されているCP+を観に行ってきた。CP+とはカメラと写真の総合見本市。モーターショーなんかより断然混んでいて、カメラ&写真好きの多さに今更ながら驚かされる。
今年は事前に発表された商品が多く、イマイチ真新しさに欠けたけど、大手メーカー以外のブースが相変わらず楽しく、色々と観れて楽しめた。
CP+の後は横浜美術館で行なわれていたキャパ展を観に行き、知的好奇心をビシビシ刺激されまくる。最近モノクロ撮影に傾倒しているのだけど、キャパの表現力と紙焼の美しさにナイスな刺激を受けてますますモノクロにハマって行きそう。
今回の横浜散策はSuper-Angulonでモノクロと決めていたので、タイミング的にもバッチリ。
ランドマークとクイーンズスクエアの間にそびえる金属パイプの巨大モニュメントを、タイミング狙って撮ってみる。このクネクネ君、名前を知らなかったので調べてみたら正式名称は『モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー』と言うのだそうだ。まぁ、そのまんまというか(笑)
広角レンズは元々あまり好きではなく50mmがほとんどで、使っても35mm。でも例外的にHektor (1938) 1:6.3 / 28mmと、このSuper-Angulon(1959)1:4 / 21mmだけは別格で、特にアンギュロンは「こん畜生」って言いながら撮るのが好き。
なんで「こん畜生」なのか自分でもわからないけど、思わずそう呟いてしまう。名前からしてスーパー・アンギュロンと勇ましく、大胆不敵な絵になるから大好きだ。ただ、残念ながらM9では色被りが酷くてカラーで撮る事は出来ない。なのでモノクロ専用レンズとして今年に入ってから出番が急増中。
古いレンズが好き。特にモノクロの時は1960年代より前がいい。独特の描写とグレー階調の美しさ。カリッとしたシャープな線の中にも甘さの残る柔らかさ。モノクロの楽しみから当分抜けられそうにないな。
[ Leica M9 Super-Angulon(1959)1:4 / 21mm ]
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