今日は朝から夜までぶっ通しで写真教室。久々に疲れたけど、楽しい授業になりました。なぜって?生徒さんが次々に新しい『武器』を購入したからなんですよ。
まずはこちら『Balda』
手前が生徒さんの新着兵器。後ろが私の初期型のBalda。まるで海苔のおむすびのようなコロンとした愛らしいデザインがなんとも日本人の旋律に響きます。私が持っているバルダを見て、欲しくなって買ってしまったそう。素晴らしい〜。
Baldaは1908年にドレスデンで発祥したドイツのカメラメーカー。ドイツ敗戦と同時に東ドイツで国有化され、西ドイツに逃れた創設者が新たにBALDA Kamera-WERKを設立し、35mm、126mm、110mmなどのカメラを生産していたが、80年代に日本メーカーに押されカメラ部門から撤退。その後プラスチックや医療機器を製造する会社として現在も存続しているメーカーだ。
生徒さんが購入したのは『Balda Matic II』たぶん1960年後頃製。露出計内蔵。若干明るめに計測する感じだけど使える。シュナイダーのレンズにシャッタースピードも実用的なので、ふだん使いにも十分活躍してくれそうです。
で、こちらが私が持ってる『Baldessa I』。生徒さんから頂いたビールの差し入れと一緒に
たぶん1957年製。シャタースピードがB、25、50、250しか選べないチョーくせ者。炎天下開放は絶対無理な仕様。でも楽しんだけどね。
フィルム装填方法から露出の合わせ方までみっちりレッスン。さぁ、プレゼントしたフィルムの焼き上がりが楽しみ。
LEICA T (DR SUMMICRON 1:2 / 50mm)
Leave a reply