ALFA164に同乗させると、ほぼ確実に驚かれるのがこのインパネ。まるで飛行機のコックピットのようなボタンの多さ。エクステリア同様インテリアも全てが直線基調。今時のクルマのような丸みを帯びた曲線は1mmもなくストイックなまでに直線。
ダイヤルはなく全てボタン。もちろんタッチセンサーではなくアナログなボタンだ。
流行りの曲線しかないインパネって見てるだけで脇腹が痒くなってくるようで苦手。なので、この無骨で男らしいインパネを前にすると俄然やる気が出るわけです。※もちろんご覧の通り制限時速は厳守です。
80年代、直線基調のクルマが多かったけど、ことインパネに関してはアルファロメオと日産が群を抜いていた。R31スカイラインやALFA75なんて、登頂不可能とまで言われたK2的断崖絶壁だった。
ALFA164の前に乗っていた日産レパードF30と二代目F31も見事なまでの絶壁だった。
好きなクルマがたまたま絶壁なのか、絶壁なクルマが好きなのかは、もはやわからない状態になってしまったが、まだまだこの164のインパネは愛してやまないのである。
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